杉浦譲(杉浦愛蔵)とは、どんな人? 渋沢栄一との関係は? 死因は? 杉浦譲役は、志尊淳さん 大河ドラマ『青天を衝け』

大河ドラマ『青天を衝け』も明治の世の中になりましたね。

パリ万博などでも一緒に渡航したり、栄一の実家に手紙を届けてくれた盟友、杉浦譲(杉浦愛蔵)。

今回は、明治政府で共に励んで行く杉浦譲(杉浦愛蔵)について書こうと思います。

杉浦愛蔵(杉浦譲)とは、どんな人? 渋沢栄一との関係は? 死因・は?

杉浦愛蔵は、天保6(1835)年生まれ。そう、幕末に大活躍の、あの黄金世代(坂本龍馬・土方歳三・篤姫・小松帯刀・五代友厚ら)の天保6年ですよね。名前の読み方は、すぎうらあいぞう(すぎうらゆずる)です。

杉浦愛蔵は、代々、甲府勤番士を務める家に生まれています。甲府勤番士とは、江戸幕府の中期に設立された江戸幕府の役職の一つで、甲斐国にて、甲府城の警護などに当たった役職のことです。

子供の頃から、大変頭が良くて、なんと19歳の若さにして、甲府にある徽典館(きてんかん)という学問所の助教授になりました。

文久元(1862)年には、江戸に出て、外国奉行支配書物出役という職につき、のちに外国奉行へと昇進をします。

翌年の文久3(1863)年には、幕府の外交使節団の一員として渡欧します。

そして、大河ドラマ『青天を衝け』で、渋沢栄一らとともに、徳川昭武(徳川慶喜の弟)とパリへと行くんですね。栄一は、パリに行くのは、もちろん初めてですが、この杉浦は、2回目のと仏になるので、また、栄一とは、違った想いがあったでしょうね。慶応3(1867)年のことです。

この杉浦愛蔵ですが、大河ドラマ『青天を衝け』の中では、栄一とパリで共同生活を送るなど、歳も近く、栄一の良き友のような存在で描かれるのでは、ないかと思います。志尊淳さん自身も栄一との友情が滲み出るように演じたいとインタビューで語っておられます。

明治4(1871)年には、この時のことを、渋沢栄一とともに、『航西日記』(こうさいにっき)というヨーロッパで体験したことや記録などをまとめた本を共著し、刊行しています。

杉浦愛蔵は、渋沢栄一よりも一足先に帰国します。

大河ドラマ『青天を衝け』の中では、渋沢栄一から、栄一の家族への手紙を託されて、杉浦愛蔵が血洗島の渋沢家へ届けるシーンがあります。とてもいいシーンでしたね。

帰国後も渋沢栄一とは、家族ぐるみでのお付き合いがあったぐらい、仲が良かったそうです。

明治維新後は、徳川宗家の当主である徳川家達(いえさと)に従い、静岡へ移ります。その後、明治新政府に招かれて、出仕します。民部省改正掛に入ります。

民部省改正掛では、杉浦愛蔵は、郵便制度の確立に尽力していきます。渋沢家に手紙を届けたエピソードさながらですよね。

日本の『郵便制度の父』と言うと、あの1円切手の肖像でお馴染みの前島密ですが、実は、明治(1871)年に初代・駅逓正という郵政のトップは、杉浦愛蔵だったとのことです。

前島密については、こちらをどうぞ。

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その後、東京日日新聞や富岡製糸場の設立、また、地租改正にも携わります。

残念ながら、明治10(1877)年に、地租改正の測量中に、43歳の若さで逝去してしまいます。肺病で倒れたということです。

杉浦愛蔵のことは、今回、大河ドラマ『青天を衝け』に取り上げられるまで、全く知りませんでした。過去の大河ドラマでも取り上げられたことがないようです。

幕末の偉人たちは、さまざまな活躍を遂げていますが、杉浦愛蔵のこの郵便制度の確立という功績は、私たちの身近にあるというものなので、杉浦愛蔵に親近感が湧いてきますよね。




杉浦愛蔵(杉浦譲)役は、志尊淳さん

そんな杉浦愛蔵(杉浦譲)を演じるのは、俳優の志尊淳さんです。

志尊淳さんの誕生日は、1995年3月5日。東京都出身です。年齢は、現在、26歳。志尊淳さんは、本名だそうです。とてもかっこいいお名前ですよね。身長は、178㎝という長身の俳優さんです。

『烈車戦隊トッキュウジャー』の主役に抜擢されて、注目を集めました。

また、ドラマでも大活躍で、『潤一』『極主夫道』『君はペット』、NHKでは、『半分青い』、『女子的生活』、『金魚姫』、映画では、『さんかく窓の外側は夜』などに出演されています。

今回の大河ドラマ『青天を衝け』においては、志尊淳さんは、インタビューの中で、デビューした頃から、今時の顔だちだから時代劇はないかもね」と言われていたそうですが、杉浦愛蔵の髷姿を見ると、そんなことはなく、とても似合っておられると感じます。

大河ドラマ『青天を衝け』、いよいよパリ万博編が始まります。今後は、東京オリンピック・パラリンピックで休止の回も出てくるようですが、これはもう、一話も見逃せませんね。

 




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