大河ドラマ『天と地と』とは? 羽生結弦のフリー使用曲 音楽テーマ曲は冨田勲 上杉謙信

こんにちは

北京五輪の男子フィギュアスケートが終わりました。

選手の方々の演技に、とても感動しましたね。スポーツは、感動や勇気や元気を与えてくれ、また選手の方の一生懸命な人生や人柄も伝わってくると、テレビの前で感じます。

今回は、羽生結弦選手がフリーの演技で、使用していた曲をテーマ曲としていた大河ドラマ『天と地と』について、書いてみたいと思います。

『天と地と』は、大河ドラマ『天と地と』のテーマ曲なのですが、『天と地と』とは、一体、どんなドラマなのでしょうか?




大河ドラマ『天と地と』は、いつ放送された?

大河ドラマ『天と地と』とは、なんと1969年放送の大河ドラマです。

まだ生まれてらっしゃらない人も多いのではないでしょうか? また、生まれてはいたけれど、さすがに、大河ドラマを見る年齢ではなかったよ、全然、知らないよと言う方もいらっしゃると思います。

その一方で、懐かしい、あったよね、今でも好きと、思われる方もおられるのでは?

『天と地と』は、大河ドラマ、初のカラー作品だそうです。

大河ドラマが初めて放送されたのは、1963年ということで、最初は、モノクロ放送(白黒)だったのですね。最初から、カラーではなかったんだ!、と改めて、思ってしまいますよね。

そして、この大河ドラマの途中から、放送時間が20時00〜20時45分になったそうです。

それまでは、20時15分〜21時00までの放送だったようで、「へえー」と時代を感じますね。

また、今では、大河ドラマといえば、NHKの朝ドラと並んで、多くの人が観られる一大コンテンツですよね。ドラマの内容やキャストに関わりなく、大河ドラマというだけで、チャンネルを合わせられる方も多いと思います。来年は、何かなあ?なんて、常に話題になりますよね。

そんな大河ドラマですが、この『天と地と』の放送される前の2作の『三姉妹』と『龍馬がゆく』が低視聴率で、『天と地と』で、大河ドラマを終わらせる話まで、出ていたというので、びっくりです。

でも、背水の陣で作られたこの大河ドラマ『天と地と』は、大成功!

本当に大河ドラマが終わらなくてよかったです。

今でも大河ドラマを観られるのは、この作品にかけたスタッフの方々の情熱かもしれませんね。

色々と、節目の大河ドラマだったのですね。




大河ドラマ『天と地と』は、どんな話?

『天と地と』の原作は、海音寺潮五郎です。

主人公は、上杉謙信です。内容は、上杉謙信の半生を描いた作品で、クライマックスは、『川中島の戦い』です。

主演の上杉謙信役は、石坂浩二さん。武田信玄は、高橋幸治さんです。

石坂浩二さんの上杉謙信、似合いそうですよね。今から、50年以上も前ですが、今でも、知的な雰囲気で、かっこいい石坂浩二さんなので、当時、どんな謙信だったのか、気になりますよね。

どうも、ドラマでは、細身の人が謙信、信玄は、貫禄がある人が演じられるイメージがあります。

まあ、誰を主人公にするかでも、違ってくると思いますが。

ちなみに、松本潤さん主演の2023年の大河ドラマ『どうする家康』では、かつて、『天地人』で「上杉謙信」を演じた阿部寛さんが、今度は、「武田信玄」を演じられるとのことで、面白いですよね。

キャストや話によっても、登場人物の様々な描かれ方があるのが、歴史ドラマの面白いところですよね。

大河ドラマ『天と地と』は、NHKオンデマンドで、第50回の放送が見られるようですね。




『天と地と』のテーマ曲・音楽は?

『天と地と』のテーマ曲の作曲を手がけられたのは、作曲家の冨田勲さんです。

冨田さんは、『天と地と』以外でも、『花の生涯』、『新・平家物語』、『勝海舟』、『徳川家康』と大河ドラマの音楽を手がけられています。

まさに、大河ドラマのテーマ曲に、なくてはならない人ですよね。

『徳川家康』では、。滝が流れ落ちる映像に、音楽が乗って行き、大河ドラマってすごいなあと、子ども心に思ったことを思い出します。

あの音楽に、登場人物のキャストが流れるのがたまらなく好きなんですよね。

登場人物とキャストの順番を見るのも面白く、この音楽の時は、いつもこの人物が出るけど、今日は、出ないのかなあ、最後のトリは、誰かなあなんて、テーマ曲もドラマの一部ですよね。

それを見ながら、その日のストーリーを想像するのも、また面白いですね。




角川映画『天と地と』とは?

ある一定の年齢の方には、1990年に角川映画で公開された『天と地と』の方が馴染みがあるのではないでしょうか?

創作費用、約50億円をかけた角川春樹プロデューサーの映画でした。

黒の上杉軍と赤の武田軍という「赤と黒のエクスタシー」というCMは、いまだに覚えています。また、またカナダのカルガリーでのロケ中に、主演の上杉謙信役の渡辺謙さんが急性骨髄性白血病で降板され、代役に榎木孝明さんが選ばれたことなど、様々な面で、話題になった映画でした。

この時の音楽は、小室哲哉さんでしたね。

ちなみに『天と地と』は、大河ドラマだけではなく、民放のドラマにもなっています。

1990年の日本テレビ『天と地と〜黎明編』では、元光GENJIの大沢樹生さんが長尾景虎(のちの上杉謙信)役を演じられました。

こちらのドラマは、映画『天と地と』の公開に合わせて、放送されており、内容は、長尾景虎が兄を倒して、当主になるところまでが描かれています。

また、2008年には、テレビ朝日系で、松岡昌宏さん主演でドラマ化されています。

こちらの作品も気になりますよね。

 




上杉家を描いた作品 大河ドラマ『天地人』について

今までに、何度も大河ドラマ登場している上杉謙信。戦国時代の作品では、なくては、ならない存在ですよね。

これまでにもいろいろな俳優さんが、上杉謙信を演じてこられました。

中でも人気が高いのは、

2007年『風林火山』のGACKTさん

1988年の『武田信玄』で演じられた柴田恭兵さん

2009年の『天地人』で演じられた阿部寛さん

を挙げられる声が多いようです。

あれ? 『真田丸』で、遠藤憲一さんも演じていなかった? と思ったのですが、あれは、「上杉景勝」でした。

私は、特に『天地人』の上杉謙信が印象に残っています。主人公は、直江兼続。兼続役は、妻夫木聡さん。少年時代は、加藤清史郎さんでしたよね。加藤清史郎さんが、その後、こども店長でCMに出演され、最近では、『ドラゴン桜』で、生徒役をしているのを見て、時の流れを感じます。

大河ドラマファンは、「あ、上杉謙信が直江兼続を教えているぞ!」みたいな感じですね^^




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